ふとん・毛布


写真:優良クリーニング店のふとん水洗い処理。大量の水を惜しみなく使ってふとん内部までキレイに洗う

ふとん・毛布は、そのうち、まるごとキレイにさっぱり洗いたい…と考えていても、なかなか家庭でキレイに洗うのは難しいものです。
ふとんや毛布はとても大きいので、自宅でキレイにしようとすると洗うのも一苦労、乾かすのもまた手間暇がかかります。

多くの人は、あまり清潔ではないとわかっていながらも、ふとん・毛布に洗ってあるキレイなシーツを掛けたり、時折干す程度の手入れで、なかなか丸洗いすることもできず、そのままふとんや毛布を使い続けています。

優良クリーニング店のクリーニング職人は、家庭でなかなか手入れしづらいようなものほど、プロによる徹底的なクリーニングが活きる、と考えます。
ふとん・毛布・マットレス・枕・ベビー布団・こたつ用ふとんなど、清潔にしておきたい寝具類は、たとえ年に一回でも、プロの手によるクリーニングを施すべきです。
しかし、ふとんクリーニングを扱うお店であれば、どのお店に依頼したとしても間違いなくキレイになる、というわけではありません。

ふとんを丸洗いするクリーニングを提供していても、効果的とは言えない手法でクリーニング処理を行っている店もあります。

優良クリーニング店のふとんクリーニングとは、どのようなものでしょうか。

優良クリーニング店のふとんクリーニングの2大特長
ふとんのために、工場に用意されている大量の水を惜しみなく使って洗う
ふとん・毛布についてしまったどんな汚れも、水を惜しみなく使って洗い上げる方法にまさるクリーニング法は無い。優良店は、工場の洗い場で大量の水を使うことができるよう用意している
表面だけキレイにするのではなくふとんの中までキレイにすることにこだわる
表面のシミや汚れだけがキレイになっても、ふとん内部に浸透した汗やニオイは落ちない。優良店は中身までキレイになるように洗い上げている

優良店は、大量の水を惜しみなく使って、ふとん・毛布を洗う

写真:優良クリーニング店の工場。ふとん洗い場近くのタンクには、清浄な地下水が常に大量に溜められ、ふとんクリーニングに惜しみなく使われる

ふとん・毛布クリーニングの優良店は、大量の水を使って洗い上げるクリーニング法を採用しています。

節水して少量の水しか使わないというクリーニング法は、ふとんや毛布の汚れ落としに効果的な方法とは、とても言えません。

ふとんや毛布には、シーツをかけていても、使用しているうちにさまざまな汚れがついてしまうものです。
寝ているうちに人体から出る汗や皮脂、部屋のハウスダストやチリ、ダニ、カビ菌などの雑菌は、ふとんを使えば使うほどに繊維に残り、溜まっていきます。

一晩のうちに人体から分泌される寝汗は、健康な人でも、一説にはコップ1杯ほどの量の水分に相当するといわれています。
そこまでの量の寝汗が、毎晩ふとんに少しずつ染みついていく、と思うと、ちょっと気持ちが悪い、と感じてしまうでしょう。


写真:コップ一杯の水のイメージ

また雑菌は、汗の水分や湿気、皮脂汚れをエサにどんどん繁殖します。
そしてダニは高温多湿な梅雨時期などに大量繁殖し、ダニの卵を産み、死んだダニの死骸もふとん・毛布に溜まり続けます。

このダニも、一説には掛けぶとん一枚に、30万匹以上が常時生息しているともいわれます(※人間のふけや垢などをエサに繫殖するチリダニ)。
想像しただけで、おぞましいような数です。

ふとん・毛布についたこれらの汚れは、大量の水を使って洗い上げる丸洗いを施さなければ、効率よく落としていくことができません。

写真:優良クリーニング店の工場の洗い場では、ふとんを何度でも水にさらして洗い上げている

ふとんや毛布の表面だけを拭いたり、少ししか水を使わずサッと洗う、という程度では、とても落とし切れるものではないのです。

何度も水をふとんに掛け、手洗いやブラシ洗浄も取り入れ、すすぎも惜しみなく流水を使って洗い流し、そして大量の水を使ってジェット噴射した水流にふとんをさらして仕上げる(※一部の優良クリーニング店ではジェット水流方式のマシンを導入している)。

このように水を惜しみなく使うふとん洗浄は、水を少ししか使わない方法に比べ、汚れ除去率に非常に優れています。

ふとん・毛布のクリーニングとは、「大量の水を使うか使わないか」が、すべての決め手になると言えるのです。

表面だけキレイにするのではなく、ふとんの中までキレイにすることにこだわる

写真:ジェット水流方式の洗浄マシン。マシンの内側の壁面部分にふとんを張り付けるようにして入れ、ジェット水流を噴射させてふとん内部に水を通過させて洗い上げる。

一般的なふとんクリーニング店では、クルクルとふとんをロール状に巻いて、それから寝具用ウォッシュマシンの洗濯槽に入れて丸ごと洗う、という方法を採っているところもあります。

また、街で多く営業しているコインランドリー店を利用する際には、クルリとふとんを巻き、ひもでしばってから洗濯槽に押し込んで洗うことも多いと思います。

しかしこれに対して、優良クリーニング店では決してふとんをロール状に巻いて洗うことはしません。

ロール状にふとんを巻いてから洗うと、巻き込まれている内側の部分は水や洗剤に接触しにくくなるため、その部分の汚れや雑菌を除去しきれなくなってしまうからです。

また、表面だけではなくふとんの内部にも同じことが言えます。ロール状に巻いてしまうと、ふとん内の奥まで水や洗剤が十分に通らず、ふとん内の汚れは落ちずにとどまってしまいます。

本当に理想的なふとんのクリーニングとは、表面の汚れはもちろんのこと、「内部までキレイにしようとする」ふとんクリーニングではないでしょうか?

写真:寝具のイメージ

一般的に、ふとんについたダニは、プロによるクリーニングを施せば、98%が死滅するといわれています。
家庭で洗う時とは違い、クリーニング工場では、寝具の業務用マシンで洗い上げる、乾燥室で熱にさらして仕上げる、といった方法を用いるためでしょう。

しかし、生きているダニは98%の割合で死にますが、ダニの死骸=死んだダニは、どんな店のクリーニングだとしても高確率で除去できるものでしょうか?

これはそうとは言いきれません。やはり、ロール状に巻いて洗うクリーニングでは、物理的にダニの死骸が洗い流しにくい状態で洗浄が終了します。

コインランドリー店のふとん洗いはどうでしょうか。
コインランドリーの洗い方・乾燥処理ではダニは約70%前後しか死なない上に、ダニの死骸の除去率も期待できません。
やはりロール状に巻いてからふとんをコインランドリーの洗濯槽に入れる、という方法が、仕上がりの清潔度に大きく影響するのです。


写真:ジェット水流方式マシンの内部の水流のイメージ

一部の優良クリーニング店では、ふとん内部に効率的に水を通して洗いあげるクリーニング法を採用しています。

そのクリーニング法とは、寝具のために開発された「ジェット水流方式」という方法です。
平らに伸ばした状態のふとんをジェットウォッシュマシンの内部にセットしてから、マシン内で遠心力を利用して四方八方に水をジェット噴射し、その水流にふとんをさらして隅々まで洗い上げる、という洗浄法です。

ふとんをロール状に巻いて洗うことはしないので、ふとんの端までムラなく水や洗剤にさらして洗うことができます。

さらに、ふとん内部の奥に染みついた汗・雑菌、ふとん内部に生息しているダニ・ダニの死骸を、勢いよくジェット噴射される水流の力で、物理的にふとんから押し出してすっきりと洗い流すことができます。

ふとん用のつけおき洗いのために、巨大な洗濯槽やプールのような洗い場を用意せずとも、ジェット水流方式の寝具洗浄マシンが完備されていれば、ふとんのなかの中綿や羽毛までまるごとキレイにするクリーニングを提供することが可能なのです。

写真:優良クリーニング店の工場。年間を通して適温で乾燥処理が施せる、ヒノキ造りのふとん乾燥室。じっくりと時間をかけてふとんを乾かして仕上げる

優良クリーニング店のふとんクリーニングでは、職人の手洗いやジェット水流方式で洗い上げた後は、適温に整えられた乾燥室で、ふとんを温風にさらしながら乾かして仕上げます。
ふとん内部までしっかりと乾燥させつつ、温かい風にあてることで、ふとんの繊維に残ったチリやダニの死骸を除去していく効果も期待できます。

ふとん内部まできちんとキレイにしていくというクリーニングは、決して、クリーニング工場やクリーニング店にとって、手間暇がかからないような楽な方法ではありません。

またジェット水流ウォッシュマシンを導入するには設備投資も必要になり、全国のすべてのクリーニング店が、一律ですんなりと完備できるようなクリーニング法ではないのが現実なのです。

しかし、優良クリーニング店は、たとえコストパフォーマンスや効率を度外視したとしても、クリーニングを依頼されたものの清潔さを取り戻すことを追求したい、という考えを持っています。

良心的な姿勢でクリーニングを提供し、また、お客さんに対してクリーニングを通してうそのない誠実さを示すことができるか、常にお預かりした品物に誠実に向き合い続けることができるか、という事こそが、優良クリーニング店と、そうでない店の分かれ目ともいえます。

「この方法では実は汚れはあまり落ちない」と知っていながら、方法を変えることをせずに従来通りの料金をお客さんからいただいているクリーニング店もあるのです。

クリケアは、ぜひ、ふとんクリーニングにおいても、良心的で「キレイに仕上げたい」というこだわりのあるクリーニング店を選んで欲しいと考えています。
せっかく安くはない金額でプロに依頼するのですから、数多(あまた)あるお店の中から、設備や技術に自信があり、徹底的にキレイにしてもらえる店を選んで、大切な寝具のクリーニングを依頼してほしいと思います。